「他責教」の作り方
最近、何かを作ると、真っ先に「AI?」や「どのAI使ったの?」と聞かれるようになりました。半年前には想像もできなかった流れが押し寄せてるなぁと日々感じています。「作ることが好きな人間が、AIに頼っていい訳がない!」と抗おうと思っていたのですが、凄まじい進化を横目にしながら抵抗し続けられるほどの強いメンタルはありませんでした。
ということで、現状は、部分的にAIに頼り、仕上げは自力、という工程に落ち着きつつあります。これも半年後には変わっているのかもしれません。
素敵じゃないかとオダウエダがパーソナリティを務めるラジオ『月曜がっちゃんこ』にて、こんな会話がありました。
植田「オズワルド伊藤さんが、占いで『今まで天中殺でした』と言われたことをきっかけに、破局や炎上を全て天中殺のせいにしている」
柏木「伊藤さん、『他責』なところあるからなぁ」
小田「植田もそうやけど、『私が太ってるのは私のせいじゃない』って言うときあって、伊藤さんとか植田はそっちのほうが幸せなんかもって思う」
植田「伊藤さんとうちで、そういう宗教作るわ。『他責教』っていう。天国に行かないのもお前のせいっていう」
月曜がっちゃんこ #43
「他責教」という言葉を聞いて、
「自分もそういう節あるなぁ」
「そんな宗教があったら入信したいなぁ」
「そんな宗教の広告はどんなものになるのかなぁ」
と考えていくうちに
「じゃあ作ってみるか」となりました。
やっとここからが「作り方」です。
まずはChatGPTに
「背景は空撮で、円状に人が並んで、お互いに指を差し合ってる(他人のせいにしている)ような絵で、少しボカして、中央に『他責教』っていう仰々しいロゴを置いてほしい」
とお願いして、出力された画像がこちらです。
ここから様々なお願いをしていきました。
「もっと引きの空撮にして」
「真ん中のロゴの別案を作ってみて」
「もっとニュアンスでいいんだよなぁ」
「ロゴの背景を透過してもらえる?」
「いや、背景透過できてないよ?」
「ねぇ?聞いてる?」
「透過できないの?!ねぇ!」
などの会話を重ねていき、これは背景とロゴを別で作って自力で組み合わせたほうが早いなという方針になりました。
「いったん背景だけちょうだい!」とお願いした画像がこちらです。
このままでも良かったんですが、せっかくなら教祖を置きたくなったので「12時の場所に『160センチ130キロ』『女性』『黒のジャケット、黒のパンツ姿』を立たせてほしい」とお願いしてみました。
震えました。植田さんが立っていました。
ここから、ロゴの決定までが最も時間がかかりました。最初に提案されたロゴも良かったのですが、もっと怪しさを強めたい、見る人が見たら怪しいけれど、また別の見る人が見たら親しみのあるものにしたい、といった、果たしてデザインを考えているのか宗教運営を考えているのか分からなくなりそうな時間もありましたが、最終的にはミニマルなロゴに落ち着きました。
ChatGPTから「象徴的なシンボルとその周りを囲む“丸”の組み合わせはどう?」「丸=責任、自分の外に責任を置くイメージ」と提案してくれたのでそのまま採用しました。ロゴの作成や合成はPhotoshopで。
作るきっかけが「他責教の広告はどんなものになるのか」だったので、もしこの広告が存在していたらどんな光景になるのか見てみたくなり、「駅のホームに掲出されてるようなイメージ画像を作りたい」とお願いしました。
広告部分の完成データを渡してみたのですが、なぜかイチから作り直そうと必死になってくれるお節介を発動されたので、手動で埋め込んで不穏さを増して完成させました。
AIは自分が出来ないことをいとも簡単に叶えてくれるので、なんでもかんでもお願いしたくなります。甘えすぎて自力で出来ることなのに腰が重くなったり忘れかけたり。AIとの対話の中で考えをまとめ、自力で出来ることは自力で。これを肝に銘じて創作活動をしていきたいと思います。
「他責教」のグッズ展開は任せてください。